こんにちは、孝明です(^^)
僕は一浪してるので就活はまだなのですが、
同期たちが就活に動いているので
そもそも就活とは何なのか考えてみました。
就活がうまくいかない、
自分のやりたいことがわからないという方は
ぜひこの記事を読んで考えてみて下さい。
そもそも就活とは?
就活とは、文字通り就職するための活動。
では、就職とは何なのか?
僕はこう考えています。
就職とは、
”その企業の資源、人脈、ブランドなど
その企業の持ちうるリソースを利用することで
給料以上の利益を会社にもたらしますという契約であり、
その活動によって自分自身の成長、自己実現、
生活を実現するためのものである。”
そして就職活動とは、
自分の理想と完全にマッチする企業を探すための時期であり、
就活の時期が来たから自己分析を始めたり、
SPIの勉強をしたりするのはちょっと違うのではないかと
世の中の意見を聞いていると、
起業は安定しなさそうだしできそうにないからとか、
ひとまず3年生だしそろそろ始めるかとかいう話を耳にします。
これは大学受験の時にも共通していると思っていて、
ただ時期が来たから、みんながやるからとりあえずやっておこう
という人がほとんどなんじゃないでしょうか。
しかし、そういった学生を雇う会社側の気持ちを考えてみてください。
もし自分の会社に何も考えず生きてきて、安定した生活を送りたいからと
学生が雇ってくれと言ってきたらどうですかね?
その学生は全然仕事もできない可能性があるにも関わらず、
生涯賃金として1憶ほどの給料だけを持っていくんですよ。
それなら落とされても仕方がないですよね?
それなのにも関わらず、落ちたのは学歴がないからだとか、
面接がうまくいかなかったからだとか見当違いのことを言います。
ただもちろん多くの学生がそうなので、
現状として企業としてはポテンシャル採用で、
学歴の高い学生、少しでも考えて動いてきた学生を取るまでなのです。
日本の就活
ここで、日本と海外の就活の差を考えてみようと思います。
日本の就活の特徴と言えば、新卒一括採用です。
それに対して、アメリカやヨーロッパは通年採用をしています。
ではなぜ日本は一括採用で、新卒が有利なのでしょうか?
僕は日本の教育制度によるものだと考えています。
戦後の日本までさかのぼれば、そもそも義務教育が始まったのが
日本が戦争で負けてマッカーサーが教育制度を日本に持ってきたところから始まります。
アメリカGHQの立場からすれば、戦争に勝ったのだから
植民地を手に入れたいと思うのが普通の考えです。
しかしそこで植民地化しなかったのには、アメリカは経済的な支配だけを行い、
少ない労力で利益を得ようとする政策に方針転換したからだといわれています。
そう考えたとき、どういった制度を入れれば日本を経済的に支配し、
実質的な植民地にできると思いますか?
その答えは日本の教育制度を見ていただければお分かりの通り、
日本には経営学はあるが、起業学はありません。
義務教育でひたすら言われたことを完璧にできる人が求められてきました。
それで詰め込み教育を浸透させ、大学に行き就職するのが当たり前という世の中。
教わったことを忠実に再現できる、言われたことだけを完璧にこなせる人が
いい大学に合格できるようになっていき、大企業に就職できました。
そうなれば、企業のいうことを聞いてくれて忠実に再現できる駒ができ、
アメリカの下請け企業を日本に配置しておけば実質的な支配の完了です。
それを円滑に進めるためには、一括採用による一括教育が楽だし、
新卒であれば何にも染まってないのでその企業に染めやすく、
安定な生活が送れたから社員も昔は転職しなかったのではないでしょうか。
変わりゆく時代
よく日本はアメリカの5年後を歩んでいるといいますが、
世界的にも技術の発展により早く大きな変化が来ていると思います。
VR,ARをはじめとし、人工知能によるロボット技術の進歩。
インターネットの普及によるプログラミングの波。
こういった技術の進化に伴い10年後には今ある職業の半分は
新しい仕事になっているなども言われています。
今の時代にスマホがこれだけ普及していることも
ほんの10年前には想像もつかなかったことであり、
今ではゲームもスポーツとみなされるようになったり、
ほとんどのことが想像がつかないんじゃないでしょうか?
そう考えたときに、単になんとなくで就職する。
資格を取っておくと有利だとか、公務員が安定だとか
果たして今までの常識が通じるのでしょうか。
大学卒業という資格すらも、後々の世の中では
大して重視されなくなるんじゃないかとも思っています。
だからプログラミングを勉強したほうがいいとか、アフィリエイトをやれば稼げるだとか
世の中の学生ですら知っている情報に流されうのみにするのではなく、
変化にも対応できる時間とお金、スキルが必要であり、
そういった人が重宝されるのではないでしょうか。
個人で稼ぐ力
僕は就職でも起業でも、自分に合う方を選択したらいいと思っているのですが、
どちらにしろ必要なのが個人で稼ぐ力だと思っています。
今では企業も副業を解禁している時代ですが、
大企業でも大量リストラがあったり、公務員でも不慮の事故にあったり、
何が起こるかわからない世の中、安定なんてものはないと思っています。
それに加えて、年金の配布額減額に延滞。税金の納税額アップ。
生きているだけでお金の支出は増える一方です。
生きるためにはお金を稼がなくてはいけない。
稼ぐためにバイトをすれば自分の時間を売るので限界が来ます。
もし、返せないほどの借金ができてしまったらどうでしょう。
お金を返すために働くという、負のスパイラルに陥ることでしょう。
世の中は事業で回っていることを考えると、
バイトをしていても、就職しても集団で事業をやっているだけです。
自分にスキルがなくてもこなせるのは誰でもできることだからであり、
そういった作業は今後はロボットに任されるでしょう。
そう考えると、ビジネスの0→1を自分で作り上げる経験は
今後誰もが必要となる力になるのではないでしょうか。
仕事とは
僕は仕事とは自分の理想の実現のためにあると思っています。
それが就職にしろ、起業にしろです。
自分自身が世の中に、人にどんな価値を与えて、
どんな人であり、どんな生活を送っていたいのか。
その自分の核となるものを見つけて、
それを実現させるために動いたらいいんじゃないでしょうか。
生きるために働くのは悲しすぎませんか。
どうせ働くなら楽しんでやったほうがいいと思います。
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